課題走行 急制動

急制動のポイント

課題の内容

小型の場合急制動は、時速30キロ超の速度でから8m(路面が濡れていたら11m)以内に停止するという課題です。

停止線までに止まれなければ検定中止となります。
判定は一時停止などと異なって、タイヤの前端が停止線の前端を越えていなければOKです。

制動開始ポイントまでに30キロに達していなければ、減点(10点)を取られた上で1回だけやりなおしをさせて貰えます。
再度挑戦しても旨くいかない場合は、減点ではなく検定中止となります。

また、制動開始ポイントより手前でブレーキランプが点いても減点(10点)された上でやりなおしとなります。

失敗のパターンと対策

失敗するパターンとしては

  1. 制動開始ポイントでの速度不足
  2. 制動開始ポイントで速度を出し過ぎていて停止点までに止まれない。
  3. 制動開始ポイントでブレーキのかけ遅れ

などが考えられますが、現実的には1か2が多いと思います。
対策としてはなるべく早く35キロ位まで速度を上げ何メートル前でアクセルを戻すと制動開始ポイントで30キロを少し超えた速度になるかを把握できれば対応できると思います。

急制動の手順は下記の通り。これもほとんどセオリー化しています。

30キロ位なら前後輪同時に目いっぱいブレーキをかけても転倒することは無いので思い切りよくブレーキをかけましょう。
※フロントブレーキだけ強くかけてしまうと転倒する可能性が有るので必ず前後輪同時にブレーキをかけるようにしましょう。

実際にやってみると判ると思いますが止まるまでにはかなり距離的な余裕が有るのでブレーキ開始点通過を確認してからブレーキをかけても十分間に合います。

  • 右後方の安全を確認する(10点)
  • 発進したら素早く加速してなるべく早く速度を30キロまであげる。35キロ位まで上げるのが理想的。
  • 制動開始ポイントの2~3m手前でアクセルを戻す。
  • 前輪が制動開始ポイントを通過したら、前後のブレーキを同時にかける(10点)。制動中に後輪がロックしてしまい、1m以上滑ったら減点(10点)。
  • 指定位置で停止したら左足を着く(右足接地は特5点)。
  • 右後方の安全を確認して(10点)、次の課題に移行するのに適切な方向に合図を出し(5点)、発進する。

急制動はアクセルを戻すタイミング(場所)をつかめばそんなに難しい課題ではないと思います。

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